3/26㊏15:00より、日本初上映
韓国ミリム劇場と、日本のミニシアターとの日韓同時上映!
上映後は劇場館をつないだオンライン・トークあり
街を消費するのでなく、
未来に引き継ぐために
韓国・仁川— 失われつつある”街の模様”を残したい
韓国・仁川(インチョン)は、首都ソウルに隣接し、1883年の開港以降、いち早く近代化を経験した。韓国内で初めて鉄道や空港ができ、海運業が始まった場所である。また仁川の旧都市である中区(チュング)は、日本による植民地時代に開発が行われ、赤レンガの近代建築物や植民地建築が今も残っている。
現在、このエリアでは「開発」と「再生」という2つの概念が激しく対立している。
壊して「開発」するのか、残して「再生」するのか。
古い街並みを残したまちづくりを進めてきた尾道や倉敷の事例も交えながら、すでに多くの建築や路地が失われた仁川のなかでも、あるべき再生の形を夢見る人々の活動を紹介する。