サッカーを愛する少年ファビエットが、
家族を襲った突然の悲劇を経て、
映画監督として生きる不確かだが希望に満ちた未来に向かって歩み出す
アカデミー賞賞受賞歴を持つ脚本家・監督のパオロ・ソレンティーノ (「イル・ディーヴォ -魔王と呼ばれた男-」 「グレート・ビューティー 追憶のローマ」「ピウス13世 美しき異端児」) が、1980年代の激動のナポリを舞台に、少年ファビエット・スキーザの成長を描く物語。伝説のサッカー選手ディエゴ・マラドーナが街にやってきた喜び、そして予想もしなかったような悲しみ。運命に導かれ、ファビエットの未来が動き出す。運命と家族、スポーツと映画、愛と喪失のエッセンスが凝縮された、ソレンティーノ監督の自伝的作品。2021年ベネチア国際映画祭 にて銀獅子賞(審査員大賞)、マルチェロ・マストロヤンニ賞(主演:フィリッポ・スコッティ)受賞。東京国際映画祭 ガラ・セレクション部門出品作品。