亡き父ヴィトーの跡を継いだ若き「ドン」、
マイケルの苦悩を描く第二章
批評、興行ともに大成功を収めた前作から2年、コッポラは制作における全面的な決定権を得て、さらに巨大なスケールの続篇を世に送り出した。ロバート・デ・ニーロ演じるヴィトー・コルレオーネの青年時代、そして、亡き父の跡を継ぎ、ファミリーを率いるマイケルの復讐と苦悩の日々という二つの時代の物語が平行して描かれる。
1958年。父ヴィトーの跡目を継ぎ、強大な権力を得たマイケル(アル・パチーノ)は、本拠をラスベガス近郊のタホ湖畔に移していた。だが、幹部に後を継がせたニューヨークの縄張りで問題が起きていた。対立組織との仲裁を依頼されたマイケルは、背後にユダヤ系マフィアの大物ハイマン・ロス(リー・ストラスバーグ)がいることを知る。その晩、就寝中のマイケルは、窓の外からマシンガン掃射を受ける。マイケル暗殺を計画したのは何者なのかー。
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