【ゲストトーク】“正社員だって、うかうかできないぞ!” |
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9月9日(金) | 画家・中西繁さん(本作企画、連載小説「時の行路」 挿画) |
9月10日(土) | 弁護士・福山和人さん |
9月11日(日) | 弁護士・毛利崇さん |
9月17日(土) | 弁護士・渡辺輝人さん |
9月18日(日) | 弁護士・中村和雄さん |
9月18日(月・祝) | 弁護士・塩見卓也さん |
9月23日(金・祝) | 山本善五郎さん(本作主人公が加入した労働組合・JMITUの京滋地本執行委員長) |
9月24日(土) | 弁護士・森田浩輔さん |
9月25日(日) | 弁護士・石井達也さん |
「日本社会はこれでいいのか」
リーマン・ショックの嵐の吹き荒れる2008年末、大手自動車メーカーで派遣工として 誠実に仕事に励む五味洋介に吹き寄せる理不尽な「派遣切り」の嵐。この嵐に立ち向かう姿を、 愛する家族や仲間たちとの日々を通して描いた実話に基づく物語。
青森の八戸でリストラにあった五味洋介(石黒賢)は妻の夏美(中山忍)と子どもたちを実家に残して静岡の大手自動車メーカーの工場の旋盤工として働きながら、仕送りを続けていた。洋介は派遣社員であったがベテラン技能者として職場でも信頼され、充実した日々を送る合間に家族を三島に呼び、ともに暮らせる将来を夢見て頑張っていた。
しかし、ある日突然、リーマンショックに端を発した非正規労働者の「大量首切り」により職場を追い出されてしまう。洋介は理不尽な仕打ちに抗し、仲間と一緒に労働組合に入って立ち上がった。だが洋介や妻たち、支援の人々の願いは届かず、会社と裁判所は冷酷だった。
そんな折、闘病中の夏美が倒れたと いう知らせを受け、洋介は郷里へ向かう・・・・。
(C)「時の行路」製作委員会