【舞台挨拶情報|4/10㊏16:35回上映後】※終了
野々村亜梨沙さん(道川真理子役)、近藤修平さん(プロデューサー)登壇!
【舞台挨拶情報|3/28㊐12:30回上映後】※終了
竹本祥乃監督、中村拳司さん(主演)
沼光絵理佳さん(編曲・ピアノ)、近藤修平さん(プロデューサー)登壇!
阪神淡路大震災そして局所性ジストニアが
ピアニストを目指す若き二人の未来を奪う
「阪神淡路大震災の記憶を語り継ぐ」「左手のピアニストを応援する」この二つをテーマに、本格ピアノ映画が誕生した。ショパンの名曲、沼光絵理佳編曲によるラフマニノフピアノ協奏曲第二番ピアノソロバージョン、近藤浩平作曲による左手のピアノなど全編音楽に満ち溢れ、ピアニストを目指す若き二人の人間ドラマが胸に迫る。監督は、研究技術員として働きながら「週末映画監督」として世界に挑戦してきた女性映画監督、竹本祥乃(よしの)。これが初長編作品でありながら、既に世界からの評価を獲得している。
凛子と鍵太郎(けんたろう)は、小さい頃からの幼なじみであり、その独特の風貌から達磨先生とよばれる高校音楽教師のピアノの門下生。鍵太郎のピアノの腕は、門下生の中でも常に一番で、作曲もこなす天才肌だ。鍵太郎の大きな手が奏でるラフマニノフは素晴らしく、テクニックでは誰にも負けない実力を持っていた。対して凛子は、ピアノは大好きだが、不器用でコツコツと努力するタイプ。彼女はショパンに憧れていた。
だが、「阪神淡路大震災」そして「局所性ジストニア」というピアニストとしての道を閉ざされかねない大きな試練が二人を襲う。葛藤し、苦悩しながらも二人は「魂に響く音」を追い求めていく。
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